2014年5月14日水曜日

ミラノサローネへの道15 3日目プレスレビューとオープニングパーティー

みなさん、こんにちはARUPaPaです。
ボンジョルノ~

ミラノ滞在3日目の4月7日(月)は午前中に会場の清掃などのを行い、13:00からプレスレビュー、17:00からオープニングパーティーと続き21:00閉場というスケジュールでした。

ホテルで朝食を済ませ、地下鉄に乗って会場へ向かいます。この日は月曜日なので、ホテルから地下鉄の駅に向かう歩道橋でお仕事に向かうビジネスマンとすれ違いました。ホテルの近くにはエリクソンなど会社のビルがあり、平日の通勤風景なんですね。Porta Genova FS駅から会場に向かう道の歩道の両脇にはスクーターがビッシリ!

歩道の両脇に駐輪したスクーター

会場に入って「の音」の展示台を掃除していると、床の養生を剥がしてカーペットの掃除が始まりました。直前まで清掃作業していて間に合うのか心配でしたが、プレスレビュー前にはちゃんと準備が整いました、流石です。

会場は大きな倉庫のような空間なのですが、40年前は工場だったそうです。現在は展示会で使ったり、スカラ座の稽古場として使われているんだそうです。天井に明り取りの窓があるので、日中はとても明るくて気持ちの良い空間です。

準備が終わったTOKYO IMAGINE会場
ちなみに「TOKYO DESIGNERS WEEK in MILANO 2014」の会場では次のコンテンツが開催されました。

TOKYO IMAGINEの会場で配られたパンフレット(B1サイズ)
<TOKYO IMAGINE 開催コンテンツ>
■CHINTAI×DESIGN ASSOCIATION TOKYO MERRY-GO-ROUND by ASAMI
KIYOKAWA
■TOKYO IMAGINE VISION supported by ABLE Hosho,inc.
■ASIA AWARDS TOKYO AVANT-GARDE FASHION
■伊藤若冲インスパイア展
■そごう西武×MUSUBI 大風呂敷展
■TOKYO CREATIVE(企業)
■TOKYO CREATIVE(デザイナー)
■Media Art-Japanese Creativity×Technology-
■Things for Japanese food by KITA'S
■Things for Japanese food by HUgE
■Things for Japanese food by WAO
■DASHI POWER
■SUSHI POWER PARTY

※デザインアソシエーション作成の資料より抜粋、詳細については主催者WEBページをご覧下さい。

この日に会場全体の写真を撮ったので、TOKYO CREATIVE(デザイナー)の展示台の様子をご紹介します。尚、CREATOR名及びTITTLEは主催者WEBページに準じています(敬称略)。※撮影禁止の表示がある展示台についてはモザイク処理しています。また、この時点で準備が終わっていない展示台もあります。

[ CREATOR ]木継則幸/荒川健司 [ TITLE ]サブジェクティブ・ワールド
[ CREATOR ]手島 領 [ TITLE ]妄想TOKYO 2020
[ CREATOR ]石渡 昌太 [ TITLE ]ラピロ
[ CREATOR ]片岡 哲 [ TITLE ]ロボットスーツ "HAL"
[ CREATOR ]藤木 淳 [ TITLE ]マテリライゼーション 「濃淡」
[ CREATOR ]河端 伸裕[ TITLE ]の音
[ CREATOR ]山口 光 & やまぐちデザイン研究室 [ TITLE ]手から生まれたかたち - 残すべき技のアイコンとして -
[ CREATOR ]北村 隆浩 [ TITLE ]ダロン
[ CREATOR ]戸田 光祐[ TITLE ]KUROKODOHGU
[ CREATOR ]吉川 剛[ TITLE ]Origami vase / Piece
[ CREATOR ]笠原 英里子 [ TITLE ]ハナヒョウタン
[ CREATOR ]林 篤弘 [ TITLE ]a×b=∞ 撮影禁止の為モザイク処理しています
[ CREATOR ]小関 隆一 [ TITLE ]Bottled 展示準備中でした
[ CREATOR ]まとふ 堀畑裕之 関口真希子 [ TITLE ]matohu - 伝統から生まれる創造へ
[ CREATOR ]照明作家 谷俊幸[ TITLE ]誇れ 06
[ CREATOR ]並木 紀之[ TITLE ]マグネシウム空気電池を使用した、様々な"あかりプロダクト"
[ CREATOR ]F.M.S.[ TITLE ]Flower light
井上さんの展示台の写真を撮り忘れていましたすみません・・・。



特にオープニングのアナウンスや式典もなく、プレスレビューが始まりました。ゆる~く始まるのはやっぱりイタリア式なんでしょうか(笑)

オープニングパーティーではSUSHI POWER PARTYと題してミシュラン3つ星「鮨 水谷(銀座)」の水谷八郎氏、「鮨 はま田(横浜)」の浜田剛氏、「鮨 太一(銀座)」の石川太一氏により招待客と出展者に寿司が振舞われました!SUSHI POWER PARTYは4月7日(月)と8日(火)の2日間のみ開催され、その後はそごう西武×MUSUBI 大風呂敷展の展示会場に模様替えされました。

会場の一角が工学院大学の「ゆれる輪郭」という白い布を細くスリットして厚さ30cmくらいに重ねたカーテンのような仕切りが出来ていて、順番待ちの列にしばらく並んだ後中に入ると、そこは白衣の寿司職人さんと割烹着の女性スタッフがおもてなしをする日本の空間になっていました。

寿司は赤身2貫、中トロ、大トロ、イカ、エビの6貫で、ネタは現地のものを使用しているそうですが、どれも美味しかったです!お昼に食べたピザのアンチョビがやたら塩辛くて舌が痺れてなければもっと美味しさが伝わったと思いますが・・・あと、エビはアレルギーがあって食べれないと伝えると鉄火巻に変えてくれました~わがまま言って本当スミマセン。月桂冠の純米酒はパトリシア・ウルキオラと「秀峰窯 竹内裕」とのコラボレーションの練り込みカップで振舞われカップはお土産としてプレゼントされました。

SUSHI POWER PARTYを待つ行列
SUSHI POWER PARTYのカウンター
月桂冠の純米酒とパトリシア・ウルキオラの練り込みカップ
そうそう、飛行機で隣の席になったイタリア人のリカルドさんが私を訪ねて来てくれました!わざわざ来て頂いたのと、ちゃんとコミュニケーション取れていたんだなということに感動です(泣)折角来て頂いたので、SUSHI POWER PARTYのインビテーションカードを1枚差し上げたら大変喜んでくれました~。

訪ねて来てくれたリカルドさん
この日はお寿司を食べて贅沢したので、出展者の大阪のデザイナーの林さんに安い立ち飲み屋さんに案内されて軽く飲んでから帰る事にしました。林さんの展示台は中に荷物が置けるように鍵付の扉があって、展示期間中に私物を一時的に置いておくのに利用させていただき、大変お世話になりました。

Porta Genova FS駅からナヴィリオ運河に向かう道の途中にある飲み屋で、1杯1ユーロのワインと1ユーロのチーズとハムのつまみを食べながら、いろいろお話ししたのですが、林さんとは気取らずにお話しできて、ミラノに来てからの緊張感が和らぐような楽しい時間を過ごすことが出来た気がします。林さんの宿泊先は反対方向なので、Porta Genova FS駅別れてからは夜の地下鉄を1人で乗り、ASSAGO Milanofiori Forum駅からの例の大きな歩道橋を渡ります。夜1人で渡るのは若干緊張しますね・・・

ワイン1杯1ユーロの安い酒場

夜渡るのはちょっと怖い?


それでは、この続きはまた次回・・・。
アリベデルチ!





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