2013年11月29日金曜日

電源のいらないスピーカー「の音(no oto)」の開発ストーリー その1

私は'70年の生まれですが、中学生の頃の憧れの一つにオーディオがありました。

電気店のオーディオ売り場に並ぶアンプやスピーカー、レコードプレーヤーやカセットデッキなど、多くのメーカーが単品のオーディオ機器を競って販売していて、多くの男子が興味を持っていたと思います。「サウンドレコパル」などを読んでいた世代です。

高校に進学し、アルバイトをするようになると、入門グレードの機器を少しずつ買うようになり、プリメインアンプはSONY TA-F333ESXII、スピーカーはJBLの2WAYスピーカーJ216PRO、の組み合わせでCDやFMチューナー、Cカセットの音源を鳴らして、やっぱラジカセとは違うね!なんて喜んでいたのが懐かしいです。


揃えたオーディオシステムは長男坊が小さい頃まで使っていたのですが、つかまり立ちをするようになると、いじりまわして危険なのと、部屋が手狭になってきたのとで、引っ越しも重なり十周年前に手放してしまいました。

それ以来、ちょっと心残りなところがありつつも、CDラジカセとパソコンに付属の小さなアクティブスピーカーで我慢して音楽やラジオを聴いていたのですが、昨年発売になった「別冊ステレオサウンド Digi Fi 7」の発売がきっかけで、スピーカーの自作にチャレンジすることになり、ふたたびオーディオ熱が再燃したのです。

この続きは、また次回…。




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